自分の言葉で話すから重みが出る
今日は大学院で『企業家リーダーシップ』という講義の最終回でした。
この授業は他のクラスとかなり違っていて、色んなリーダーについて学んだ後、
最後のクラスで「自分の任務」についてプレゼンするという内容です。
国家や企業など組織を動かしたリーダーたちがどのようにリーダーになっていったのかについて学び、その上で自分がどういうリーダーになっていくべきかということについて考えるというのがクラス全体の流れです。
自分も話をするし、他の人の話も聞いていました。
そこで強く思ったのが、「自分の言葉で話すから重みがある」ということです。
30人くらいのプレゼンを次々と聞いたのですが、みんなバラバラの内容を話しています。(共通項はあるけど)
内容は今後こういうビジネスをやるとか、今の会社でこうやっていくとか、人によって色々。
でも、誰一人として他人の言葉で話していおらず、自分の言葉で話していました。だからとても引き込まれました。
話の重みとか力強さとかパワーとかいうものって、自分で考えて、自分でハラオチしているから出せるものなんだなと。
自分の体験をもとに、自分の頭で考えて、自分でアウトプットし宣言し、まわりを巻き込みながら自分で実行に移す。
これくらい自分の人生の手綱を握ってることってないなと強く思いました。
自分も自分がハラオチしたことを続けていきたいなと思いました。
ちなみに、↓に書ける範囲内で自分の任務としてしゃべったことを書きのこしておきます。
(ネット上に出せないことはカットしてますw)
(あくまで台本なので、実際のプレゼンではアドリブで肉付けしてたりします)
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私の任務は「アウェーで結果を出す日本人を増やす」です。
サッカーの日本代表が日本国内では勝てるけど、アウェーで勝てないといわれることがあると思いますが、これはサッカーだけの話ではなく日本人全体に言えることだとおもっていて外国で成功する日本人を1人でも増やす、このことはこれからの日本にとって大きな意義があることだと思っています。
自分の任務について3つの観点から説明します。
・なぜ必要なのか?
・なぜ私がやるのか?
・どうやるのか?
まず、「なぜ必要なのか?」これは社会的な意義についてです。
これから2050年に向けて日本のGDPの世界における比率はどんどん下がっていきます。中国・インドがあがってくることで日本の相対的な世界における存在感がどんどん低下していくでしょう。
今まで日本国内だけでやっていた企業も外国にどんどん出ていくという状況が既に現実のものとなっています。
日本人全員が海外に出ていく必要はないけれども、望むかどうかにかかわらず一定程度の日本企業・もしくは日本人は外国に出て外国で稼がなければならないと思っています。
そういった意味では誰かがやらなければならない仕事だと思っています。
続いて、「なぜ私がやるのか?」です。
前職でも海外のベンチャーと仕事をして非常に苦しんだ経験を持っています。
偶然担当したこの仕事が自分のキャリアの方向性を決めたと思っていて、自分ではこれをセレンディピティだと思っています。
(中略)
グロービスが「アジアNo.1の経営大学院」を目指す以上、その学生も同じように日本だけでなくアジアで活躍する責務があるのではないかと思いました。
そして、なによりも自分の心がこのワードにワクワクするということがあります。
次に、どうやるか、です。
まず、そもそも自分がモデルケースになる必要があるのではないかと思っています。
つまり、自分が外に出て行って結果を残す、成功することです。
さらに、どの分野で結果を残すかという点についても人材・教育など「人材」に関係する業界に身を置くことでそれを実現したいと思っています。
(中略)
次の1年間で今話した自分の志を実現させる方法を具体化させていきたいと思っています。
以上です。ありがとうございました。
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「中略」以外にもこまごまカットしてるから全体の1/3くらいカットしちゃった気も・・。ま、いいか。