年収推移を米ドル換算すると円安のきつさが身にしみる
前回、こんなことを書いたので、今回は為替について。
今、危機感を感じていることの一つが為替です。
今現時点での円安傾向は一個人としては危険だなぁと感じるわけです。
なぜならグローバルで見た時に日本人の収入もしくは可処分所得はどんどん減る傾向にあるように見えるからです。
今、日本の一人当たりGDPは世界で27位。
↓参考
これ、米ドル換算なので、円安が進めばその人の給料にかかわらずドンドン減っていくわけです。
とはいえ、別に日本で生活している限りにおいては特に不都合はない・・だろうか?
世界的に見れば、僕ら日本人はドンドン貧しくなっている。
輸入品を中心に相対的な生活の苦しさがゆっくりと上がっていくことになる。
(消費税とか燃油価格とか別の概念も入っているけど)
一番怖いのはゆでガエルのように、この状況がゆっくり進んでいるように見える点だったりして。
そこで・・僕たちがやるべきかなと思うのが、米ドル換算で自分の給与推移を見てみるとことだと思う。
実態を知るためにも、自分で計算してみてください。結構びっくりするのでは。
例えば、こんな給与をもらっていたと仮定しよう。
2012年 年収500万
2013年 年収525万
2014年 年収550万
2年間で50万円も上がった。すごい!万々歳!
しかし、米ドル換算するとこうなる。
2012年 6万1865ドル(レート1ドル=80.82円)
2013年 5万3218ドル(レート1ドル=98.65円)
2014年 5万1474ドル (レート1ドル=106.85円)
※参考・・レートは、各年の年間平均TTSを三菱UFJリサーチアンドコンサルティングのWebサイトで調べました。
ってことで、25%減くらいになります。
これ恐ろしいですよ、本当に。
日本円で給与をもらっている限り、打ち手は外国通貨で預金を持つことくらいしかないかもしれない。
今何ができるわけではないかもしれないけども、
日本円で給与をもらい続けるって怖くないですか?と最近思うわけですが、どうですかね?