2016年は「異文化」の年になる
2015年も気がつけば残り2週間です。
12月に入った頃くらいは全然年末感がなかったのですが、昨日くらいから急に年末って感じがしてきました。
久々に日本に帰りますしね。日本でお会いする皆さまどうぞお手柔らかにお願いします。あと、日本が寒そうすぎて風邪ひきそうなので、注意したいと思います。
さて、2016年は「異文化」が大きなテーマになると思っています。
1:(世界的には、)世界が近くなったことで、文化・宗教の衝突が増える。
2:(身近なところでは、)外国人と接触する機会が増えている
この2点が2015年に引き続き、2016年も多方面で発生するのではないかと思います。
1については、発生するテロが世界的に増加するだろうというような意味合いで深くは触れません。
今日のメインは2について。
数日前ですけど、アルゼンチンからリバープレートのサポーターが大挙して来日して道頓堀を占拠したっていう話がありました。
これ、道頓堀なんですよね??信じられない。。
その他にも日本にはアジアから観光客が大挙して訪れていて、今年も訪日外国人の数が過去最高を更新するとか。
外国人がどんどん日本の中に入ってくる流れは急激な円高に振れるまでは続くと思われます。
外国人が入ってくるというのはなにも観光分野だけではありません。
リクルートが発表した2016年のトレンド予測の中に、「多国籍スクラムバイト」という言葉が入っていました。
飲食・サービス領域は人手不足や外国人観光客の増加もあって、多国籍な環境が早くから実現してきていると思いますが、そういったところだけでなく、職場において日本人と外国人が一緒に仕事をするという機会が増えているようです。
実際、日本企業による海外企業のM&Aが過去最高を更新したそうです。
日本国内での成長余地が先細ってくると、成長している海外に出ていこうという発想になるのは自然と言えます。
それが更に進んでいくと、日本の社員と外国籍の社員の距離が縮まり、外国籍の社員が普通に近くにいるという状況がでてくると考えています。
いわば、「内なる国際化」です。
そこで最も重要になると思うのが「異文化の人とどうつきあうか」です。
日本的なやり方が必ずしも理解されず、困ってしまうという場面が出てくるかもしれません。
自分の常識が通じない相手や、自分と違う考え方をする相手とどう仕事を進め、結果を出すのかに悩む人が増えていくのではないかと思います。
以前は若い人の考え方が全然違うということに悩む人が多いようでしたが、これに外国人や異なる環境にいる人が加わってきます。
その流れが不可避なものになり、それにどう対応していくのかが本格的なテーマになっていくのではないかと思っています。
このテーマは僕の中で最大(かつ唯一の)関心事になり始めています。
それでは。