【メモ】中国語が英語並に求められる時代が来るのかも
もう結論を件名で書いてしまいましたが・・
年末シンガポールに行ってきました。もう3回目?4回目?なので、フィリピンに次いで行った回数が多い国になりました。
今回は、ベトナム+シンガポールに滞在して、現地で働いている日本人に話を聞いて回っていました。
もともと、東南アジアにいるのだからフィリピンだけでなく、東南アジアの国々を色々周ろうと思っていました。
せっかくなら単に行くだけでなく比較してみよう。彼らはやっぱり全然違うのだろうか?ということで、今回はベトナム+シンガポールを選んでみました。
(余談ですが、次はバンコク、そしてクアラルンプールを予定しています)
結論からいうと、わかってはいたけど、やっぱり全然違いました。
仕事の仕方から性格まで何から何まで。
「ASEAN」とくくると似たものが集まっているように見えますが、文化も宗教も人種も違うもの同士、中身は全然違う国によって構成されているのだということがよくわかりました。
で、1つ気になったことがありました。
シンガポールでは、「シンガポーリアンってどういう人たち?」という話を聞いてきました。
面白かったのが、「教育は英語と中国語でやるので英語と中国語のレベルがほぼ同等」っていう話。
日本人に聞かれたくないような話は中国語でやる、のだとか( ゚д゚)
シンガポールで働かれている人には常識みたいな話かもしれませんが、
改めて「シンガポールって合理的!」って思うわけです。
アジアにおいて、中国の(色んな意味での)存在感が増す一方という状況から考えると、
シンガポールのこの戦略は生き残りという意味で非常に正しいのだと思います。
名目GDPをドルベースで比較すると、2010年に日本は中国に抜かれた。その後の円安の影響もあり、すでに2倍の差がついてしまっています。
中国のGDPって実際正しいの?っていう話はあるものの、中国の影響力がアジア全域で高まるのはほぼ事実と言っていい状況になっています。
とするならば、日本国内においても中国語が英語並に求められる時代がやってきても全然おかしくないわけです。
中国語ができる人材のバリューは上がるでしょう。
英語力があるという程度のことでは全く差別化できない。
語学力(だけ)で差別化したいなら、日英中の3カ国語がビジネスレベルで読み書き話せるくらいになるのかも、と思ったりしたこの年末年始でした。