しおじのブログ

サッカーと旅行が好きな会社員のブログ

2016年4月に読んだ本の紹介

今月読んだ本の一覧です。数としては8冊ですが、ページ数が多いものもあるので、分量はいつもどおりくらいでしょうか。

 

 影響力の武器

影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

 

ちゃんと最後まで読み切れていなかった「影響力の武器」

これは本当に勉強になります。

 

 ビジネスロードテスト

ビジネスロードテスト 新規事業を成功に導く7つの条件

ビジネスロードテスト 新規事業を成功に導く7つの条件

  • 作者: ジョン・W・ムリンズ,秦孝昭,出口彰浩,兎耳山晋
  • 出版社/メーカー: 英治出版
  • 発売日: 2007/09/07
  • メディア: 単行本
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 日本人の働き方の9割がヤバイ件について

日本人の働き方の9割がヤバい件について

日本人の働き方の9割がヤバい件について

 

 

 日本を動かす「100の行動」

日本を動かす「100の行動」

日本を動かす「100の行動」

 

 

 ディズニーの最強マニュアル

ディズニーの最強マニュアル

ディズニーの最強マニュアル

 

 

 経営戦略全史

経営戦略全史 (ディスカヴァー・レボリューションズ)

経営戦略全史 (ディスカヴァー・レボリューションズ)

 

 

 図解地政学入門

世界のニュースがわかる! 図解地政学入門

世界のニュースがわかる! 図解地政学入門

 

 

 企業参謀

企業参謀 (講談社文庫)

企業参謀 (講談社文庫)

 

 

参考: 

[2016年1月に読んだ本]

[2016年2月に読んだ本]

[2016年3月に読んだ本]

 

2016年ここまで40冊

 

ANAはマニラ-成田線を1往復増やすべき!

 

この前、アメリカ(ニューヨーク)に旅行していたフィリピン人のスタッフとランチをしていたのですが、「ニューヨークってマニラからどう行くの?」(直行便あるの?)っていう話になりました。

 

で、答えとしては、「香港経由(キャセイパシフィック)」とのこと。

たまに成田経由もあるけど~的な感じ。

 

フィリピンだと「香港経由」の存在感って大きいんですよね。

 

キャセイパシフィックのマニラ-香港はこんな感じ。

 

f:id:hishionoya:20160422143350p:plain

 (キャセイパシフィックのWebサイトのキャプチャ。検索日に意味はありません)

 

1日6往復!(復路はコードシェア便も混じってるから見切れてる・・)

6往復って東京-高松@ANAと同じですよ!(ってすごさが伝わりづらいか・・)

 

一方、日本代表?ということで、ANAはこちら

f:id:hishionoya:20160422142110p:plain

(ANAのWebサイトのキャプチャ)

今適当に調べた検索結果です。 1日2往復ですね。

 

ANAの羽田-マニラと成田-マニラを両方とも頻繁に利用している者として、両者の客層は全然違うのに驚きます。

日本人:外国人比率が7:3(羽田)・3:7(成田)みたいになっている。

しかも、最近成田の方が高い!羽田-マニラの方が安く買えることが増えてる気がする。

 

これは明らかに訪日の外国人だけでは説明がつかず、東南アジア-アメリカ間のお客さんが乗っているっていうことだと思うんですよね。

 

この、東南アジア-アメリカ間をもっともつかんでいるのがキャセイなのではないかと。

この便数の差はANAとキャセイのアメリカ方面-フィリピンのお客さんを獲得できているかどうかの差ではないかと。

(香港に住んでいるフィリピン人の数というのと、ヨーロッパ中国など他方面の乗り継ぎ客も取れるという面もあるけど。)

 

ANAは「首都圏デュアルハブ」という構想を掲げているわけだし、もっと成田経由米国行きにフィリピンからの搭乗者を乗せられるのではないかと!

 

www.anahd.co.jp

 

具体的には深夜1時マニラ発朝6時半成田着→午前中のニューヨーク便とかヒューストン便とかありえると思うんですけど、どうですかね、ANAさん。

 

グロービス経営大学院卒業にあたって

 
2013年から単科生として1年間、大学院生として2年間過ごしてきたグロービス経営大学院の卒業が確定しました。
 
卒業にあたってこの3年間で変わったこと、成長したことをあげるのはキリがないのですが、大枠で6つ挙げてみたいと思います。(多いね。。でもまとめられなかったので。)
 
 
1:企業経営とはどういうものか全体像が頭の中に入った。これにより、今何が必要か、何を考えなければいけないかに迷わなくなった。
 
1つ目かつ、最大のポイントとして、「何を考えるべきか、何をやるべきか迷わなくなった」という点が挙げられます。
 
いわゆる「経営の定石」を頭に入れておくのは思った以上に意味もあることでした。
 
この3年間の学習時間はどれだけ少なく見積もっても2,000時間程度まではいっているようです。
 
この時間のかけ方は誇れることだし、これによって企業経営でやらなければいけないことは何か、今何が必要かを自分の頭で考えられるようになったのは非常に大きなことだと思っています。
 
もちろん細かいレベルでの悩みはあるわけですが、方向感がわからずどうしたらいいか右往左往するようなことがなくなったと思います。
 
 
2:自分の軸が決まり迷わなくなった
 
自分は何を成し遂げたいのかということをトコトン考えさせられるのもグロービスの特徴と言えます。
 
考える中で自分の軸と思える方向性が定まり、自分のキャリアの大きな方向性で迷うことがなくなりました。
  
 
3:素晴らしい仲間との出会いがあった
 
素晴らしい仲間との出会いは外せません。
 いろんな業種の、いろいろな職種の人とつながりができるというのは国内最大級のビジネススクールだからできること。
 
一緒に学ばせていただいた皆様には感謝してもしきれません。
 
 
4:自分ができないことを知り、謙虚さを覚えた
 
自分一人ではできないことが多いことを知りました。
そしてチームでやり遂げることの大きさも。
 
それにより、他者に対する謙虚さが身についたと思います。
まだまだかもしれませんが、以前と比べれば大違いです。
 
以前は自分で何でもやってしまいがちで、「自分でやった方が早い病」だったのですが、それがなくなったと思います。
 
 
5:自己肯定感が増した
 
この点も大きいのではないかと思います。
今まで何かをきちんと成し遂げたぞ!ということがなかったのですが、ここまでできるのだから(極端に言えば)今後やろうと思えばなんでもできると思えるようになりました。
 
自分の今後の方向性に自分自身が楽しみになるような感覚です。
 
 
6:日本企業のこれまでの歩みを知り、日本企業への、過去の先人たちへの尊敬の念を覚えた
 
これは入学時点で全く予期していなかったことですが、図らずも日本企業のこれまでの歩みと日本の歴史・歩みを学ぶことになりました。
 
特に最後の3ヶ月は自動車業界について学ぶことが多く、トヨタ自動車という会社(とその現場)について学ばせていただきました。
 
日本経済や日本社会をこれまで作ってきた方々への尊敬の念を自然と覚えるようになりました。
 
 
まとめ
一言でまとめるのは本当に難しいのですが、数年前とは全く別の人間になったと言ってもいいほど考え方の大転換があったと思います。
 
そして、このままのスピードで進んでいければどこまででもいける・なんでもできると(結構本気で)思ったりしています。 
 
今後世界で活躍することが最も大きな恩返しだと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
 

2016年3月に読んだ本の紹介

 
さて、今月読んだ本の紹介です。
 
好きなようにしてください
好きなようにしてください―――たった一つの「仕事」の原則

好きなようにしてください―――たった一つの「仕事」の原則

 

 

 海外勤務を命じられたら読む本

海外勤務を命じられたら読む本

海外勤務を命じられたら読む本

 

 

 未来の働き方を考えよう

未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる

未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる

 

 

 最高のリーダーは何もしない

最高のリーダーは何もしない―――内向型人間が最強のチームをつくる!

最高のリーダーは何もしない―――内向型人間が最強のチームをつくる!

 

 

 君はどこにでも行ける

君はどこにでも行ける

君はどこにでも行ける

 

  

 社会人英語部の衝撃

社会人英語部の衝撃―TOEIC(R)テスト300点集団から900点集団へと変貌を遂げた大人たちの戦いの記録

社会人英語部の衝撃―TOEIC(R)テスト300点集団から900点集団へと変貌を遂げた大人たちの戦いの記録

 

  

ハーバード あなたを成長させるフィードバックの授業

ハーバード あなたを成長させるフィードバックの授業

ハーバード あなたを成長させるフィードバックの授業

  • 作者: ダグラス・ストーン,シーラ・ヒーン,花塚恵
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2016/01/29
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 デービッド・アトキンソン 新・観光立国論

デービッド・アトキンソン 新・観光立国論

デービッド・アトキンソン 新・観光立国論

 

 

このさきトヨタ関連

 

 トヨタの強さの秘密 日本人の知らない日本最大のグローバル企業

 

 「タレント」の時代 世界で勝ち続ける企業の人材戦略論

「タレント」の時代 世界で勝ち続ける企業の人材戦略論 (講談社現代新書)

「タレント」の時代 世界で勝ち続ける企業の人材戦略論 (講談社現代新書)

 

 

 PDCAプロフェッショナル 

PDCAプロフェッショナル―トヨタの現場×マッキンゼーの企画=最強の実践力

PDCAプロフェッショナル―トヨタの現場×マッキンゼーの企画=最強の実践力

 

 

 

参考: 

[2016年1月に読んだ本]

[2016年2月に読んだ本]

 

2016年ここまで32冊

 

来月は少し厚めの、今まで積ん読にしていたものを片付けたいと思います。

 

アジアを理解するには今住んでいる人の話を聞くこと

 
つい先日、日本から来客がありました。
 
フィリピンの市場調査目的だったのですが、その中で自分で話をしながら「そうだなぁ」とおもったことがあったので書き残しておきます。
 
その話とは、「マニラはガラガラ変わっているので、過去のマニラを前提としたアドバイスは(特にBtoCのビジネスをしたい場合)あまり鵜呑みにしないほうが良い」というものです。
 
なぜそう思ったかというと、マニラに住みはじめた頃に、大変ありがたいことにこちらで住んでいくためのアドバイスを色々頂きました。
 
この場を借りて御礼申し上げるのですが、正直に言って役に立ったもの、役に立たなかったものがあった印象です。
 
その中の共通項としては、「今その場所に住んでいる人からのアドバイス」は非常に役に立った。
しかし、「今住んでおらず過去の経験で語られたものの中には役にたたないものもあった」という印象です。
 
 
ここからが今日の本題。
 
アジア(ここでは東南アジアを想定)の各都市というのは、めまぐるしく変わっていきます。
1年たったらガラッと変わってしまうなどというには日常茶飯事だったりします。
 
例えば、昨年の年末、シンガポールに1年ぶりくらいに行ったのですが、新しい施設が出来ていて、どんどん変わっていくその姿に驚きました。
 
それに比べると日本は大変stableです。東京や大阪では確かに新しい施設はできています。でも、ガラッと変わる印象は少ない。
 
それに比べると、人の認識というのはそんなに大きく変化しません。
 
◯年前はこうだった(から、今も大して変わらないだろう)という考えは日本では通用しますが、こちらでは通じない。
 
この認識がないと、過去住んでいた人からの「マニラは(ジャカルタでもKLでもいいのですが)ああでこうで」という話を鵜呑みにしてしまう可能性があります。
 
この「認知の歪み」みたいな状況はなかなか気がつきにくいのが特徴です。
 
こういった過去のアドバイスは先入観につながりかねず、意味がないくらいならいいものの、逆効果になる可能性があります。
 
アドバイスをもらうのはもちろんいいことなのですが、話半分で聞いておいて自分で確認するという姿勢が求められるのではないかと思うのです。
 
3月1日に出来たマニラ3軒目のシャングリラを見ながらそんなことを思ったのでした。
 
f:id:hishionoya:20160309230334j:image
 
では。