しおじのブログ

サッカーと旅行が好きな会社員のブログ

みんなが「逃げられる」わけではないからこそ守ってあげなければ(過労死した新入社員に思うこと)

 

いてもたってもいられず、久々に記事を更新してみます。

 

↓の件について。


newspicks.com

 

人が自ら命を絶つような労働環境は絶対に許されないことは言うまでもありません。

 

 

「逃げればいい」

 

そういう人がいます。それは確かに正論です。

 

この国には「職業選択の自由」があります。「意に反する苦役に服させられない」って日本国憲法にも書いてあります。(ちょっと話が大きいですが・・)

 

実際に、逃げられる人はたくさんいると思うのです。

 

 

でも、みんなができるわけではない、というのが実態だと思います。

 

本人のツイートを見ると、いわゆる「危険水域」に入っているように見えます。

ある一点を超えると何も考えられなくなり、自分で逃げたいと思っても実際に行動できなくなっている状況になります。

 

視野狭窄の状況です。

 

これは僕の仮定ですが、この「危険水域」は人によって広さが異なり、広い人も狭い人もいるのだろうと思います。

 

また、その人の状況によって広さが変わることがあるのだと思います。

 

よって、「僕は○時間働いたからお前もやれ!」というのは意味がないことなのだと思います。

 

www.shiog.jp

 

 

こちらでも書きましたが、

発言がいつもとおかしい

基本的なことが守れなくなる
行動が不審になる

などが起き始めたら、危険水域なので周囲が守ってあげなければなりません。

 

本人は、

・なるべく危険水域に行かないように普段からコントロールする。

・危険水域に行ってしまったら、(できれば)信頼できる人にぽろっと漏らすように言ってみる。

   (「相談する」とか頑張らなくてよい。とりあえず漏らしてみる)

 

周囲は、

・そもそもそういう働き方を是としないこと。

・危険水域に入ってしまったら強制的にでも守ってあげること。 

ということが必要だと思います。

 

 

もしあなたが悩んでいたら、会社の人ではなく、昔からの友達とかにぽろっと漏らしてみてください。誰かがあなたの助けになってくれる、と思います。

 

 

もしあなたの周りで危険水域だなと思う人がいたら、ぜひ守ってあげてください。

 手遅れになってからでは遅いので。

 

2016年6月に読んだ本

今月の本です。なんだかバラエティ豊かなような、そうでもないような。 

 

 悩みどころと逃げどころ

悩みどころと逃げどころ(小学館新書)

悩みどころと逃げどころ(小学館新書)

 

 

 人事の超プロが明かす評価基準

人事の超プロが明かす評価基準 (単行本)

人事の超プロが明かす評価基準 (単行本)

 

 

 99%の絶望の中に「1%のチャンス」は実る

99%の絶望の中に「1%のチャンス」は実る

99%の絶望の中に「1%のチャンス」は実る

 

 

 男はなぜこんなに苦しいのか

男はなぜこんなに苦しいのか (朝日新書)

男はなぜこんなに苦しいのか (朝日新書)

 

 

 イノベーションのジレンマ

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)

 

 

仕事で「一皮むける」

仕事で「一皮むける」 (光文社新書)

仕事で「一皮むける」 (光文社新書)

 

 

これからマネジャーの教科書 

これからのマネジャーの教科書

これからのマネジャーの教科書

 

 「マネージャー」じゃなくて、「マネジャー」。英語発音っぽい。。

 

 

 東京どこに住む?住所格差と人生格差

東京どこに住む? 住所格差と人生格差 (朝日新書)

東京どこに住む? 住所格差と人生格差 (朝日新書)

 

 

東南アジア3都市(ホーチミン・バンコク・クアラルンプール)に行ってみた

昨年6月末からフィリピンに来てまもなく1年。

 

仕事以外でたてた「1年以内に達成する目標」として、「東南アジアをまわろう」というものがありました。

 

最低4か国、ただし行ったことのあるシンガポールは抜かすという条件で自分に課しました。

 

で、結果は・・4ヵ国は(今のところ)達成できず、3ヵ国となりました。

1:ホーチミン(ベトナム)              12月末

2:バンコク(タイ)                          3月

3:クアラルンプール(マレーシア) 4月

 

それぞれの感想を書いてみたいと思います。

 

1:ホーチミン

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空港、なんとも活気がありました。

 

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おひるごはん。fried riceみたいな感じ?おいしかった。

 

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サイゴンビールと春巻き?もとてもおいしかったです。

 

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中心部。どことなくフランスっぽい感じの建物。

 

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本当にバイクだらけだった。

 

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フィリピンと比べて街並みがとてもきれいでした。

 

ベトナムは経済規模・人口などがフィリピンに似ている国です。

 ただ、人の特徴・街の整っている具合・ごはんなど全然違う国で驚きました。

 

現地語ができないときついですが、住みやすそうな場所だなという印象でした。

 

 

バンコク

以前から一度行ってみたい!と思っていたタイ行きが実現しました!

 

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マニラ発バンコク行きのタイ国際航空です。

(スターアライアンス派なので笑)

マニラのターミナル1は相変わらずでした・・。

 

 

 

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ごはん。きれいなプレートですけどそんな高級店ではない笑

 

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ワットポー。でかすぎぃ!

 

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バックパッカーの聖地? カオサン通り

 

バンコクはとにかく暑かった・・。。

3月だから仕方なかったかもしれませんが、なかなか昼間出歩くのは厳しい暑さでした。

 

写真は撮らなかったけど、かなり電車が便利な印象。

あと、電車内でみんなLINEを使ってるのがとても印象的でした。

 

やはりバンコクは整ってる大都市ですね。

マニラとはそのあたりが全然違うなという印象でした。

 

タイもご飯もご飯がおいしく、言葉さえ乗り越えられればかなり住みやすい場所なのではないかと思いました。

 

 

 

クアラルンプール

 

なぜか写真が全然撮れてなくて衝撃を受けた!

ツインタワーとか写真撮ったのに・・涙

 

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ご飯を食べた場所。中華系の結構有名な通りのようです。おいしかった。

 

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エアアジアの存在感(笑) モノレールの駅です。

 

クアラルンプールは発展度合いはバンコクに似ているなという感じです。

中華系のご飯は割合おいしかった。

 

ヘイズでやや曇っているのが難点ですが、中心部はかなり発展していて、

一応英語も通じやすそうなのでそこはよいのかなと思いました。

 

 

とにかく1つとして似た国がないっていうのが印象的でした。

住みやすさでいえば、クアラルンプールはかなりよさそうなイメージ。

ご飯はどこもおいしかったです。とくにホーチミンはおいしかった。

マニラの料理よりもかなりよいといっても過言ではないでしょう。

 

うーん、どの街もマニラよりよく見える。

マニラは長く住んでいるから悪い面も見えてしまうだけかなと思いたいけど・・。

 

なお、今年中にインドネシア(と、できればインド)に行ってみたいと思っています。

おせっかいおじさんになろう

僕が新卒のころのお話。

 

新卒の頃は、かなり怒られた記憶があります。

先輩の方々は怖い人たちだという思いがありました。

 

でも、今になってみると、怒られたことにもなんらかの意味があったのだなぁと思ったりします。

 

翻って今、逆に先輩の立場に立ったわけですが、一つ一つ指摘をするというのは難しい。

で、おせっかいおじさんになるために必要なことを考えてみました。

 

・なぜおせっかいをするのかの背景を共有する。

「なぜ?」をきちんと伝える、かつ事前に伝えることに意味がありそうです。

たとえば営業でいえば、これくらいのレベルに達していないと受注が取れないから、そこに行くまでは指摘するよ、といった具合に。

 

・なにをしたらいいのかを伝える

ただ怒られただけでは、意味がありません。むしろ本人にとっては逆効果です。

 

必要なのは、何をすればよかったのかをきちんと提示してあげることだと思います。

それがないと、ただ怒られたことだけに目がいってしまって指摘を素直に受け入れられないはずです。

 

必要だったことを伝え、それにたどり着くにはどうすればいいかを一緒に考える(もしくは考えさせる)ことが必要だと思います。

 

そしてそれをやるためには・・・

 

・継続的に伝える

上記2点を思い付きのように言われたのでは効果が薄くなってしまいます。

ずっと見てくれているという形で、目標設定→評価・フィードバック→次のアクション という形で継続的におせっかいしてあげることが必要だろうと思っています。

 

納得感のある形でするおせっかいは悪くないと思うので、上記の条件を満たしたおせっかいをしようと思います。

2016年5月に読んだ本の紹介

 

今月読んだ本の紹介です。

 

 道は開ける

道は開ける 文庫版

道は開ける 文庫版

 

 

即戦力がつく英文ライティング

即戦力がつく英文ライティング

即戦力がつく英文ライティング

 

 

 戦略プロフェッショナル

戦略プロフェッショナル―シェア逆転の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫)

戦略プロフェッショナル―シェア逆転の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫)

 

 

 経営パワーの危機

経営パワーの危機―会社再建の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫)

経営パワーの危機―会社再建の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫)

 

 

 V字回復の経営

V字回復の経営―2年で会社を変えられますか (日経ビジネス人文庫)

V字回復の経営―2年で会社を変えられますか (日経ビジネス人文庫)

 

 

ストーリーとしての競争戦略

ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)

ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)

 

 

 新入社員から社長まで ビジネスにいちばん使える会計の本

新入社員から社長まで ビジネスにいちばん使える会計の本

新入社員から社長まで ビジネスにいちばん使える会計の本

 

 

 「ハカる」力

「ハカる」力 ~プロフェッショナルをめざす人のための新ビジネス基礎力養成講座~

「ハカる」力 ~プロフェッショナルをめざす人のための新ビジネス基礎力養成講座~

 

 

 その数学が戦略を決める

その数学が戦略を決める (文春文庫)

その数学が戦略を決める (文春文庫)

 

 

 

参考: 

[2016年1月に読んだ本]

[2016年2月に読んだ本]

[2016年3月に読んだ本]

[2016年4月に読んだ本]

 

2016年ここまで 53冊