今年の振り返り(2017年版)
毎年恒例の2017年振り返りです。
昨年以前のものはこちら
2016年 今年の振り返り(2016年版) - しおじのブログ
2015年 今年の振り返り(2015年版) - しおじのブログ
2014年 今年の振り返り(2014年版) - しおじのブログ
今年はこのブログになんとまだ2記事しか書いてません!過去最低!
書くようなネタはあったはずなのですが、書かずじまいになってしまいました。
習慣化しないとなかなかブログを書くのは難しいですね。
ブログを頑張って更新するかどうかはわからないですが、ネタを見つけることとそのネタからブログ更新へのコンバージョン率を上げたいと思います。
さて本題に戻って、今年の振り返りですが、1月頃にいきなり心境の変化がありました。
それは
・今年はプロとして生きよう
・本質的なことにフォーカスしよう
・淡々とやろう
ということでした。
「プロとして生きる」というのはある意味自分を鼓舞しているのですが、環境がどうだとかなんだとかいうことに甘えることなくやるべきことは全部やろう、という意味です。
しかしながら、「今年は」というのがついていてプロ契約のようなイメージで将来のことはともかくとにかく今年1年に集中するという意味合いでした。
「本質的なことにフォーカス」というのは、意味合いとしては自分が何でもできるわけではないから、任せることと自分がやるべきことの違いをちゃんと意識するということでした。
「淡々とやろう」というのは「気合いを入れたりしない」ということです。
気合いは入れ続けることが難しいので、気持ちが入っていてもいなくても同じようなアウトプットを出せるように少しずつレベルを上げていこうというものです。
書いた内容についてはもちろん全部できたとは思わないですが、まあまあいい感じだったのではないかなーと思っています。
ここまで読んだ後に2016年・2015年の振り返りも読んでいただくと、書いていることとかなり違うと思いませんか?
その理由はおそらくいつまでフィリピンにいるべきか問題と関連します。
来年の6月にフィリピンに来て丸3年になります。
昨年の振り返りで、「来年は大きな変化」と書いていますが、それはフィリピンから日本に帰ることを意味していました。
もともとそこまで長くいるつもりはなかったし、実際、日本に帰る前提で東京で家探しまでしていましたが、その希望は叶えられませんでした。
あえて明確に書きますが、いつまでもフィリピンにいるつもりはありません。
(太字にしてみたw)
このことはこの3年全く変わっていません。
フィリピンにいる時間は自分の残りの時間を犠牲にしている、とすら思っています。
(冗談でも「フィリピンにずっと残るんですか?」と聞かれた時は内心かなり本気で怒ってます。)
ただ、それと今置かれた場所でどうするかは全く別の問題です。
今日、この記事をFBでシェアされていた人がいるのですが、なるほどなーと。
気になった言葉をいくつか抜粋してみます。
--以下、抜粋--
私自身、「自分に嘘をつかないこと」がキャリアの大原則と思っているので、多少の方便はあるにしても、あんまり本質的な嘘をつかないほうがいいと思います。
-----
-----
今、面白いと思うことや自分が没頭できることをやりながら開いていく人生を良しとする幸せの定義もあるわけでね。「ビジョン型」じゃなくて「やり方」「進み方」のほうに自分の価値観を置く人がいてもいいと思うんです。
----
・そもそも自分は何をやっている時に幸せを感じるのか。
・自分がやりたいことと、求められるものは必ずしも一致しないが、そこを自分の中でいかにすり合わせられるか。
そのすり合わせがどうやっても無理だなと感じる時はその場(たとえば会社)を去るべきだし、自分の中でストーリーになるならそのストーリーなりに頑張ればよい、と思います。
あまりにも自分のビジョン・ストーリーに縛られすぎる必要はないのかもしれません。人生において巡り合わせのようなことはよくあるからです。
愛の日記 @ Drivemode | 会社の幸せと個人の幸せ
このブログで度々紹介しているこの記事ですが、自分の幸せと会社の幸せは必ずしも一致しません。
しかし、やみくもに「違う」って言って転職するのも間違っているし、かといって会社にすべてをゆだねるのも違う。
自分に嘘をつくわけでもなく、かといって求められるものを全否定するわけでもなく。
また、仕事との距離感もあまりにもべったりするわけではなく自分の人生の手綱は絶対に外さない、かといってあまりにも距離感をとりすぎるわけでもない。
自分のなかでうまくバランスを取れるようになったのがこの1年なのではないかと思っています。
ただ、それはビジョナリーであることを捨てたのとは違います。
例えば仕事面においても「自分がやりたいことはなにか」を絶対に手放さず追及する。
そのなかで仕事面において問題だと思ったことは自分の持てるパワーを使って全社を変えに行く、この継続によって少しずつ道は開けるのではないかと考えます。
『実力派たちの成長戦略』という本のなかで、それを「ビジョナリープロフェッショナル」と名付けていました。
そういう存在でありたいと思います。
理想と現実・やりたいことと求められることなど一見相反するように見えることをきちんと自分の中で咀嚼して、アウトプットしていくことができるようになったと思います。
毎年最後は同じことを言いますが、来年の末どこで何をしているかはわかりません。
ただ、いつもと違うのは、置かれた場所でどう咲くかと、自分がどう咲きたいかの両方をきちんと追及していくことが未来を切り開くには大事なのではないかということを学んだ1年だったと考えています。